宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」が第164回芥川賞を受賞し、とても話題になっていますね。
早速、本屋や図書館などでは購入・予約が殺到しているようです。
お得に購入したい方や文庫本派の方は、文庫本の発売はいつか気になるのではないでしょうか。
また「推し、燃ゆ」の感想やあらすじも気になりますよね!
そこで今回は、「推し、燃ゆ」の文庫本発売はいつか、感想・あらすじについてまとめます。
早速本題にいってみましょう!
「推し、燃ゆ」の文庫本はいつ発売?
「推し、燃ゆ」の文庫本の発売日は、現時点ではまだ発表されていないためわかりません。
ですので、この記事では過去の芥川賞受賞作品の発売日をもとに、予想してみたいと思います。
2015年~2018年の芥川賞受賞者の文庫本発売日は、次の通りです。
著者・作品名 | 受賞 | 単行本発売日 | 文庫本本発売日 |
---|---|---|---|
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」 | 第153回(2015年上半期) | 2015/8/7 | 2018/5/10 |
又吉直樹「火花」 | 2015/3/11 | 2017/2/10 | |
滝口悠生「死んでいない者」 | 第154回(2015年下半期) | 2016/1/28 | 2019/3/8 |
本谷有希子「異類婚姻譚」 | 2016/1/21 | 2018/10/16 | |
村田沙耶香「コンビニ人間」 | 第160回(2018年下半期) | 2016/7/27 | 2018/9/4 |
山下澄人「しんせかい」 | 第156回(2016年下半期) | 2016/10/31 | 2019/10/27 |
この結果を見ると、文庫本化が一番早かったのは「火花」の1年11か月、遅かったのは「死んでいない者」の3年2か月でした。
文庫本化されるタイミングは一般的には2~3年と言われていますので、およそ同じ結果となりますね。
あまり早く文庫本化しても、単行本の売り上げが落ちてしまいますので、通常このぐらいの期間があくと言われています。
文庫本化に2~3年かかる理由としては、「出版するためにかかった費用が回収できたタイミング」によると言われています。
ですので、早く費用回収できた場合は文庫本化が早くなる傾向があると言えます。
例えば又吉さんの「火花」は大変話題を呼んでいたので、早く文庫本化ができたのですね。
「推し、燃ゆ」も、とても人気で話題になっていますので、早めに文庫本化されるのではないかと予想します。
具体的には2020年9月に単行本が発売されていますので、2021年後半~2023年あたりではないかと予想します。
楽しみに待っていたいですね!
また文庫本化するにあたり、内容に変更や追加があるのかも楽しみです!
「推し、燃ゆ」の感想・あらすじは?
「推し、燃ゆ」の感想は?
SNSではすでに「推し、燃ゆ」を読んだ人が感想を投稿していました。いくつか紹介します。
『推し、燃ゆ』、半分ちょっと読んだ。すごいなあ、これ。「推し」という概念の全てがわかる。
— MINATO UEMURA (@m_uemura_l) January 21, 2021
推し燃ゆまだ数ページしか読んでないけど完全にオタクの生活そのものでん゛ん゛ってなる…
なんか登場人物の息遣いも伝わってくるような書き方で凄い…— ちくわパン。 (@chikuwa_dog) January 21, 2021
推し、燃ゆ読み始めたら止まらなくなった
— もえみ (@mem_oui) January 21, 2021
「推し、燃ゆ」気になり過ぎて読みました。2時間くらいで読めた。全部感じたことのある感情で、絶対泣く話じゃないのに途中で自分の経験フラッシュバックで泣いた(笑) 興味のあるものなら本でも読めるんだなー。まさか自分が芥川賞取るような本を読みたくなると思う日が来るなんてびっくりだけど。 pic.twitter.com/lvNQeZ9cuy
— りるむ🍅 (@rirumunho) January 21, 2021
推し燃ゆ試し読みのやつ読んだけど、なんかすげえな…。軽い若々しい文章(いい意味の)かと思ったら情景描写とかめっちゃすごいし、うまく説明できないけどなんかいろいろ衝撃受けた
— 真柘植は筆頭社畜feat.4G (@keya_matsuge) January 21, 2021
推し、燃ゆのラストシーンめちゃくちゃ好きで何度も読み返してしまう。
— CB (@CBydbbmpg) January 21, 2021
芥川賞の 推し、燃ゆ (宇佐見りんさん)読了。
題材が斬新!
短かったので2時間ほどで読めた。
タイトルからライトな話なのかなと思ったけど、主人公の抱える問題がエグくて引き込まれた。
内面模写は細かく、事象はサラッと描かれてたのが主人公の孤独感を引き出しててよかった。 pic.twitter.com/2SDAqXhcJc— にとべ (@mimimi_shion) January 21, 2021
「読みやすい」「はまってしまった」という意見もあり、一度読み始めるとその世界に惹き込まれるのではないかと想像しました。
また推しがいる人は「感情移入した」という意見や、物語の深さに驚いた人もいるようで、サラッと読めるけれど奥深い本といった感想が多い印象でした。
「推し、燃ゆ」のあらすじは?
「推し、燃ゆ」は、応援するアイドル(「推し」)がファンを殴り炎上したことをきっかけに生活の歯車が少しずつ狂っていく、女子高校生・あかりの物語です。
自らの背骨に例えるほど全身全霊で他者を「推す」生活のゆらぎや、「推しを推す」という感情、生きづらさなどを表現しています。
\\本日発売!// #文藝秋季号
【中篇】宇佐見りん、文藝賞受賞第一作「推し、燃ゆ」
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。学校生活も家族関係もままならない高校生のあかり。アイドル・上野真幸を解釈することに心血を注ぐが――。デビュー作『かか』が三島賞候補の21歳、圧巻の第二作! pic.twitter.com/Ok4bphHtQI— 河出書房新社 文藝春季号💐特集「夢のディストピア」発売中 (@Kawade_bungei) July 7, 2020
「推し、燃ゆ」は推しに文字通り「人生を捧げてる」アイドルファンの女子高生。
その推しがある日、ファンを殴ったことでネットが炎上。
彼女にとって「背骨」と同じくらい大切な推しが揺らいだ時。彼女の人生も大きく揺らぐ、だが彼女は推すのを決してやめない…
新世代な純文学!是非! https://t.co/wwZxaFVeMu— 中目黒ブックセンター (@nakamebc) January 21, 2021
宇佐見りんさんのインタビューでは、本の内容にも触れていますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は「推し、燃ゆ【文庫本】いつ発売になる?感想とあらすじ・ネタバレも!」と題して、「推し、燃ゆ」の文庫本発売はいつか、感想・あらすじについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
文庫本の発売日は、現時点ではわかりませんが、おそらく2021年後半~2023年あたりではないかと予想します。
またすでにさまざまな感想がSNSにもアップされており、「読みやすかった」「感情移入した」などの意見が見られました。
またあらすじは、推しのアイドルにすべてを注ぐ主人公・女子高生あかりが、推しの炎上によって戸惑いを感じる様子を描いた物語です。
この機会に読んでみてはいかがでしょうか!
とても人気の本なので、売れ切れも続出しているようです。早めに購入することをオススメします!
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!