大人気のフリーイラストサイト「いらすとや」が2021年2月から一旦活動休止に入ることが報告されました。
無料のかわいいイラストは、様々な場所でお世話になっている人も多いのではないでしょうか。
いらすとやの活動休止に伴い、困る人も多くいるのではないかと思います。
そこで「今後もイラストはダウンロードできる?」「今後もイラストは使えるの?」など、イラストの使用や著作権について、気になりますよね。
また「これまでどうやって儲けていたの?」「収益は大丈夫?」など、収益の仕組みや、今後のいらすとやの儲けについても心配になります。
そこで、今回はいらすとやの今後やイラスト使用・著作権について、また収益や儲けの仕組みについてまとめました。
それでは早速いってみましょう!
いらすとやが活動休止!今後は?
いらすとやは、2021年1月31日をもって一旦活動を休止するそうです。
これまで毎日更新をしていたようですが、サイトの更新を一旦休止するとのことです。
また今後イラストの更新は「不定期」で行うとのことです。
9年間(たしか)毎日サイトを更新をしてきたのですが、ここ数年は他にもやることが増えてほとんど休みがなく、精神的にも体力的にも今のペースで全てをやり続けるのは難しいと感じています。いろいろと考えたのですが、タイミング的にキリもいいので1月31日でサイトの更新を一旦停止します。2月からゆっくり休んで、その後はサイトを不定期更新にして無理のない範囲でいろいろと頑張りたいと思います。
9年間、毎日更新してきたなんてすごいことですね!
ほとんど休みもないほど忙しい毎日を送っていたようで、精神的にも体力的にも限界のようです。
作家の「みふねたかし」さんは、一人でされてきたようです。
これまでお一人で毎日更新してこられたこと自体がすごいことだと思います!
Twitterでは、無料でイラストを使わせてもらっていた人たちから、感謝の声がたくさんあがっていました。
いろんなところで目にするイラストに和みと癒しをいただいてます。私自身も何度もイラストを使わせていただきました。
今後はどうぞ無理のないペースで。既存イラストは引き続き公開してくださるとのこと、今後ともお世話になります。
いつもありがとうございます。
感謝しかありません。— pin (@monacameister) January 26, 2021
いらすとや本当にありがとう
— 深煎りモカ (@grandecrimine) January 26, 2021
ええ…!?
いらすとやさんって、お一人でやられてたんですね👀!?!!驚きっっっ
しかも9年間、毎日更新!?!!!ギネスもの👏
いつも素敵なイラストをありがとうございます。
可愛くて、使いやすくて、助かるんですよ。絵心ない私のヒーロー的存在❤️
— ちひ (@aaaajajjl) January 26, 2021
わたすも仕事で良くお世話になってますが
1人で9年毎日更新してたって…
スゲぇ〜😲❗️これからは不定期配信になるとの事、どうぞどうぞゆっくり配信してください❗️
これからも楽しみに😊使わせていただきます。
いつもありがとうございます😊#いらすとや pic.twitter.com/EyzKfktcZ0— Fukami(いつもありが10) (@kyonko55) January 26, 2021
これまでのイラストはどうなる?
現在いらすとやに掲載されている2万5千点以上のイラストは、これまで通り同じように使うことができます。
サイト自体には変更はなく、更新のみ休止するとのことです。
ですので、これまでと同じようにいらすとやにアクセスし、イラストを利用することが可能です。
とってもありがたいですね!!
今後のいらすとやは?
2021年2月1日以降は毎日更新をやめるが、急に必要とされるイラストが生じた場合には対応するそうです。
またもし新型コロナウイルス関連などで社会的に緊急に必要なイラストがありそうな場合はなるべく対応しようと思っています。
コロナウイルス関係でもお世話になった方も多いですよね。
またトレンドによって求められるイラストがあれば対応してくださるのであれば、とってもありがたいですね!
少し休んでいただいて、今後も「このイラスト欲しかった」というイラストをたくさん生んでいただきたいですね!
個人的にはシュールなイラストが好きなので、まだまだ見たいです!
いらすとやのイラスト使用や著作権はどうなる?
いらすとやのイラストの使用(利用)や著作権についても、これまでと同様です。
イラストの使用(利用)について
これまで同様、個人・法人、商用・非商用問わず、無料で利用が可能です。
しかし利用目的が限られ、以下の目的には利用できないそうです。
- 公序良俗に反する目的での利用
- 素材のイメージを損なうような攻撃的・差別的・性的・過激な利用
- 反社会的勢力や違法行為に関わる利用
- 素材自体をコンテンツ・商品として再配布・販売(LINEクリエイターズスタンプ等も含みます)
- その他著作者が不適切と判断した場合
Twitterで「愚痴アカウント」での利用について物議を醸していますが、攻撃的な発言などを含む場合は、利用できないことを理解しておくことは重要ですね。
イラストの著作権について
これまで同様、いらすとやのイラストの著作権は、作家である「みふねたかし」さんが所有しています。
以下の通り、HPに記載されています。
著作権は放棄しておりません。全ての素材の著作権は私みふねたかしが所有します。
素材は規約の範囲内であれば自由に編集や加工をすることができます。ただし加工の有無、または加工の多少で著作権の譲渡や移動はありません。
加工や編集などは規約の範囲内であれば可能だそうですが、「著作権の譲渡や移動はない」とのことです。
加工や編集する場合は注意したいですね。
詳しくは、いらすとやHP「ご利用について」や「よくあるご質問」を確認ください。
いらすとやは無料の素材サイトですが、どのように収益を生んでいるか気になるところですよね!次にまとめました!
いらすとやはどうやって収益・儲けを出している?
いらすとやの収益は、主に「画像販売料」と「広告費」から得ていると思われます。
画像販売料
いらすとやでは、以下の場合に画像販売料が生じるとされており、ここから販売料で収益を得ていると思われます。
- 素材を21点以上使った商用デザイン(重複はまとめて1点)
- 素材の高解像度データの作成(高解像度イラストのサンプル)
21点以上使った商用デザインとなると、あまり考えられるケースは多くないのではと思われますが、高画像データの利用は頻度は多いのではないかと考えられます。
特に企業や大きな団体などで使用する場合などでは多いかもしれませんね。
価格については特に言及されていないため、どの程度儲けが出るのかについてはわかりません。
しかしいくらかは、このような画像の販売料で収益を得ていると思われます。
ページの広告費
いらすとやのサイトには広告が貼ってあるので、広告費が収入になっているでしょう。
サイトにアクセスし広告をクリックすると広告費が収益として入ることになっていると思われます。
「いらすとや」サイトの閲覧数は平均、およそ月200万回です。
サイトの閲覧数が月間約200万回の場合、広告費からの収益は、月約100万〜200万円となります。
すなわち広告費だけで、年間2500万円ほどとなります。
かなり儲かっているのではないでしょうか!
広告費はいらすとやの大きな収入源ではないかと考えられます。
これにグッズやLINEスタンプ、依頼ベースで描くイラストなどの収益をあわせると、かなりになりそうです!
意外にも結構儲かっていたのですね!
少しお休みをされても、きっと余裕があるのではないでしょうか。
これからも素敵なイラストをたくさん生み出していってほしいです!
まとめ
今回は「いらすとや活動休止でイラスト使用や著作権は?収益の仕組みも!」と題して、いらすとやの今後やイラスト使用・著作権について、また収益や儲けの仕組みについてまとめました。
いらすとやは、2021年2月1日からイラストの毎日更新を止めるそうですが、急なニーズには対応してくださるそうです。
またサイトはこれまで通りとなり、利用や著作権についてもこれまでと同様のようです。
またいらすとやの収益は、画像販売料と広告費から得ていると思われました。結構な収益を得ているように思われるので、少し休んでも余裕がありそうです。
少しゆっくりしていただき、今後も「こんなイラスト欲しかった!」という可愛いイラストをたくさん生み出していってほしいですね!
今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!