カップルが長続きするために有効な方法【ゴットマンの5対1の法則】

psychology

夫婦(恋人)の関係をよくしたい人「これから付き合う(あるいは付き合っている)んだけど、長続きさせるためにはどうすればいい?もっと良い関係にするためにはどうしたらいい?何かアドバイスがあれば教えてください。」

こんな疑問にお答えします。

今回はゴットマン(Gottman)の5対1の法則を取り上げます。どうしたら関係性をよくすることができるかはゴットマンの理論は参考になると思います。とてもシンプルでわかりやすい理論です。

この記事の内容

  • ゴットマンの5対1の法則
  • ポジティブメッセージとネガティブメッセージ
  • ポジティブをたくさん貯金していこう
  • お互いが努力する必要がある

解説しますね。

カップルが長続きするために有効な方法

couple
ゴッドマンはカップルのコミュニケーションについて研究し、その研究結果を土台としたカップルセラピーのアプローチをしました。

勉強している中で印象に残っているのが5対1の法則です。

ゴットマンの5対1の法則

5対1とはカップルの間でやりとりされる「ポジティブなやりとり」と「ネガティブなやりとり」の割合です。

ポジティブが5に対し、ネガティブが1です。これくらいの割合でコミュニケーションができていればカップルは良いカップルに成長していきます。

ゴットマンによると関係性の良いカップルはこの5対1に当てはまっていました。しかし、うまくいっていないカップルはポジティブとネガティブの比率が1対1、もしくは0対1だったそうです。

ポジティブメッセージとネガティブメッセージ

ここで注意してもらいたいのはポジティブメッセージの性質です。

ポジティブメッセージは「今日も素敵だよ」、「いつもありがとう」など相手にとってポジティブな気持ちにさせるようなメッセージです。対照的にネガティブメッセージは相手を傷つけたり、不快にさせるようなメッセージです。

しかし、以下のようなメッセージはネガティブに見えるかもしれませんが、ポジティブメッセージに含まれます。

  • 自分の状態や理由を説明するもの
  • 自分とは意見が違うことを伝えるもの

自分の状態や理由を説明するもの

例えば体調が悪くて相手の話を聞けないときに「今、体調が悪くて話が聞ける状態じゃないんだ、ごめんね。明日その話聞かせてもらえないかな。」と言えるといいですね。

無理して話を聞いてムッとした表情をすると相手は傷つきます。あと、自分が努力していることを伝えるのもいいですね。

「今はその話を受け入れられないけれど、理解できるように努力しているよ。」というように、ちゃんと話を聞けない理由を相手に説明するのは一見ネガティブに見えるけれどポジティブメッセージになります。

意見が違うことを伝えるもの

「君はそう思っているんだね。なるほどね〜。僕はこう思うけど、君の言っていることは理解できるよ。」と言った具合に、相手を否定するのではなくて自分とは意見が違うことを伝えるのもポジティブメッセージです。

コミュニケーションを振り返ってみよう

ポジティブメッセージとネガティブメッセージの割合はどのような感じですか?

この知識をお互いに持って意識し合うと関係が良くなると思います。自分たちのコミュニケーションを振り返ってみましょう。

ポジティブをたくさん貯金しよう

ポジティブメッセージはお互いの心に溜まっていきます。貯金していくようなイメージです。

メッセージの貯金が増えるほど関係性がよくなっていきます。ポジティブメッセージで信頼関係が構築されていき、何か悪いことが起こったとしても貯金があれば関係を修復することができます。

逆に貯金がない状態でネガティブメッセージばかり受け取ると借金するのと同じような感覚になり、関係性が悪化していきます。

ポジティブは貯金、ネガティブは貯金を引き下ろすようなイメージですね。貯金を増やすことを意識してコミュニケーションをすると良い関係を気付けると思います。

【最後に】お互いが努力する必要がある

couple3
いかがでしたでしょうか。意識すればなんとかできそうな感じがしますよね。

僕も結婚したてのときはポジティブメッセージを伝えるのが苦手でした。「今日も素敵だよ」とか、「その服似合ってるよ」とか、そういう言葉をあまりかけたことがなかったので意識しないと言うことができませんでした。多くの男性にとっては言うのが恥ずかしいかもしれないですね。

でもやり続けると自然と言葉が出てくるようになります。僕は結婚して5年になりますが、今ではわりと普通に言えてるんじゃないかと思っています。そして海外ではわりと当たり前のように伝えているんですよね。

僕にとって難しかったのは違う意見を持っていることを相手に伝えることでした。これは人によっては勇気のいる行為だと思います。

相手が怒っちゃうと言えなくなるので、伝え方を工夫する必要があるし、背後には「本音を言うと不利な立場になる」というトラウマもあります。

カップルでのコミュニケーションはお互いに努力する必要があります。言いにくいことを言えたときには「よく言えたね。すごいよ。言ってくれて嬉しいよ。」って褒めてあげるといいと思います。そして言えたことによって成長したとお互いが思うことです(僕たち夫婦はそうしています)。

みなさんが素敵な付き合いができるように応援しています!