生きづらさの正体は個人を否定する社会環境にある【魂の虐待】

maltreatment

こんにちは、あさのんです。

今回は魂の虐待(Spiritual Abuse)について書きます。
これはあまり知られていない虐待です。
魂の虐待が生きづらさや自由な人生と関係があると思います。

Spiritual Abuseは日本語で霊的虐待・宗教的虐待と呼ばれているのですが、僕は宗教っぽくてあまり好きではありません。なのでここでは魂の虐待にします。

アメリカの心理学の世界では魂の虐待の知識が少しずつ広まっています。

魂の虐待は虐待の中でも一番その人を深く傷つけると思います。
その人の人格や信念を攻撃するからです。

魂や人格を否定する虐待と思ってもらえるとわかりやすいです。

生きづらさを感じている人は是非読んでみてください。

生きづらさの正体は個人を否定する社会環境、魂の虐待にある

spirit
現代では虐待は以下の4つがあると言われています。

  • 身体的虐待
  • 心理的虐待
  • 性的虐待
  • ネグレクト

身体的虐待や性的虐待は直接暴力を振るわれるので分かりやすい虐待です。
ネグレクトはその人を無視します。あたかも存在しないかのように。
心理的虐待は叱責、脅迫、拒絶、拒否などを言葉や行為で表し、精神的に追い詰めます。

それに対し、魂の虐待は非常に分かりにくいです。
分かりにくいから知識が広まらないし、まだアメリカでもよく分かっていない状態です。

魂の虐待ってなに?

アメリカだとSpiritual Abuseはいろんな意味を持ちます。
身体的虐待のように簡単には表現できません。

海外のサイトにも色々な意味が書いてありました。一つだけ引用します。

Spiritual abuse is the denial or use of spiritual or religious beliefs and practices to control and dominate a person. Spiritual abuse can impact on a someone’s self-esteem and confidence, make them feel guilty, damage their spiritual experiences and isolate them.
出典元:White Ribbon Australia | What is Spiritual Abuse?

要するに、最初から「〇〇を信じなさい」とか「△△になりなさい」とその人の行動、思想を制限し、支配、コントロールします。個人を否定し、心の深い部分を傷つけます。魂の虐待は自尊心や自信を奪い、その人に罪悪感を感じさせ、孤立させます

魂の虐待は自由の否定からなる

人間は誰でも思ったことを言ったり、思ったように行動します。
しかし、魂の虐待を受けている人は初めからこういった自由がありません。
行動や思想が制限された環境にいるので、思ったことを言うことが許されません。

このような虐待を受けると次第に自由意志がなくなっていき、思考停止します。

生まれ育った環境や社会がその人の信念や価値観を決めてしまいます。
その信念や価値観は世間体によって決められてしまいます。

自分で自由に意思決定してはいけない環境はその人でいられなくさせます。

日本には言論の自由、表現の自由がないように感じます。
思ったことを言ってはいけない家庭環境や社会です。
人が怖くて相手に合わせて人格を作っていく人が多いと思います。

そのままの自分で自由に行動したり、会話をすると叩かれます。
これを「出る杭は打たれる」と日本語では表現します。

アメリカでは逆です。
子どもは自己主張できるように出る杭になるように教育されます。

日本ではある枠の範囲内でしか行動できないし、枠の中でのトピックでしか会話ができません。
コミュニケーションをしているように見えても、実はコミュニケーションしていないのです。
多くの人はこのことに気づいていないと思います。

自己表現に恐怖のある世界です。

あるパターンの人格しか社会は受け入れられない

学校ではあるパターンの人格しか受け入れられません。
良い子、活発な子、おとなしい子などですかね。

たぶん文句を言う生徒は教師は苦手だと思います。
文句を言うのは恐れずに自分の意見を言えるということなのでとても良いことです。
文句は自己主張です。
そういう子は議論もできるし、自分を大事にできます。

学校では個性を出せない子どもたちが多いです。
個性を出せないのは自己表現に恐怖があるからです。

なので自分を殺して社会に認められるパターンの人格になっていきます

魂の虐待を受けるとその人ではいられない

最初から自由がない環境にいます。
枠からはみ出してはいけません。
枠からはみ出すのは世間からすると悪いことです。

その人の信念は人によって決められてしまい、
その人がどういう人間であるべきかも周り(世間)が決めます。

日本の場合だと「迷惑をかけてはいけない」という価値観が強いですね。
この「迷惑」の意味は人によって違うかもしれません。

例えば目立つ人って迷惑をかけていますか?
学校では目立つとイジメられます。
目立つ、自己表現するのも一定の人は迷惑に感じているはずです。

外国人も良い例です。
外国人は自己主張するので一定の人には迷惑と思われていると思います。
しかし、彼らは魂の虐待を受けていないので自由があります。
その人らしくいられています。その人らしくいられると日本では迷惑なのです。

みんな同じが一番いいと思っている人が多いかもしれません。
しかし、みんな同じはありえないし、人格を作らないと成立しません。

その人らしくいられなくさせるためにその人の人格を否定します。
人格の枠を設定し、その枠からはみ出ないように家庭や社会環境が圧力をかけます。

実は日本の社会環境が魂の虐待をしているのです。

【最後に】自由に会話をする体験が必要

talk
こういうことを言っても大丈夫。
こういうことを言っても無視されない。怒られない。

こういう体験をしなければ魂が回復しないし、その人になれないと思います。
こういった体験を積むためには枠を超えても大丈夫な環境にいなければできません。

外国に行くのも一つですし、セラピーを受けるのも一つです。
しかし、枠の中で生きているセラピストからセラピーを受けてもこの部分は回復しないと思います。

魂の虐待は理解されにくく難しい問題です。
誰も自分の魂が虐待されているなんて思っていないと思います。

“Spiritual Abuse”で検索するとたくさん情報が出てきます。

Spiritual Abuseは宗教の教えを使って個人の自由を奪ったり、否定したり、コントロールすることです。
この意味が一番分かりやすいですが、Spiritual Abuseにはこれ以外にももっといろんな意味があるようです。

日本の場合は「世間体」が同じように魂を虐待していると思います。
世間体が個人の自由を否定し、人格を否定しているように見えます。

今回はこれくらいにしますね。
このテーマはまた取り上げてこのブログに書いていきたいと思っています。