心が健康に育つ上で満たしたい3つの欲求【自己心理学より】

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こんにちは、あさのんです。

心が健康に育つために必要な3つの欲求があります。
大学院で学んでとても興味深かったのでここで紹介します。

3つの欲求が満たされないと以下のようになります。

  • がんばりすぎてしまう
  • いい人になろうとする
  • 失敗を恐れて動けない
  • 自信がない
  • 人と関わらずに目立たないように努力する

これらはほとんど昔の僕のことです。

同じような性質があって悩んでいる人は是非読んでみてください。
3つの要素を満たせば解決できるかもしれません。

今回は自己心理学について学んだときの自分のための復習でもあります。
いつもと違って授業みたいな記事ですが、興味があれば読んでみてください。

解説しますね。

心が健康に育つ上で満たしたい3つの欲求

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自己心理学はコフートによって創始された精神分析です。

コフートによると人間には以下の3つの欲求があります。
そしてこれらが満たされると人の心は健康に育ちます。

  • ミラーリング欲求
  • 理想化欲求
  • ツインシップ欲求

こんなこと言われてもわけわからないですよね。

ミラーリング欲求ってなに?

ミラーリング欲求は無条件に受け入れられたい、「あなたは無条件で素晴らしいんだよ」と言ってもらいたいという欲求です。

この欲求が満たされると自尊心が育ちます。根拠のない自信を持っている人はミラーリング欲求が満たされている人です。自分には魅力があって、人に好かれる人間だと確信を持てるようになります。

逆に満たされないと自分には価値がないと感じて不安定になります。あるいは病的な自己愛を持つとも言われています。

いい人になろうとしたり、過度に人を喜ばせようとするのはこの欲求が満たされていない人の特徴です。(特徴はあくまでも目安です)

理想化欲求とは?

理想化欲求とは誰かみたいになりたい」という欲求です。理想とする人がいて、その人に近づこうとする欲求です。その理想が自分の進むべき方向へと導いてくれます。

理想的な人がいて、その人も同じ人間だと思えると自分にもできると思います。これが心を健康に育てます。

この欲求が満たされているとプレッシャーに強くなると言われています。そして葛藤に対してもちゃんと対処することのできる人になります。

満たされていないと理想を持つことができないし、理想を育てることもできません。
また人生に喜びを見出すことができません。

この欲求が満たされていない人の特徴は自分で決められなかったり、失敗を恐れて動けなかったりします。(特徴はあくまでも目安です)

ツインシップ欲求とは?

ツインシップ欲求とは「自分も周りの人たちと同じような資質があると思いたい」という欲求です。自分も周りと同じように価値があって、同じように能力があると認めたいのです。

この欲求が満たされると自分は社会に必要な人間だと思えるようになります。

満たされていないと自分は変な人間だと思ったり、周りとは違うと思います。
集団に馴染めなかったり、集団から離れると不安になったりします。

そしてこの欲求が満たされていない人の特徴は孤立する、あるいは集団に徹底的に奉仕します。(特徴はあくまでも目安です)

3つのうちどれか満たされていれば重大な自己障害にならない

これらの3つの欲求のどれか1つでも満たされていれば大きな自己障害にならないと言われています。また、どれかの欲求が満たされていないくても、他の欲求がそれを補ってくれるという考えられています。

【最後に】人生のどのタイミングで満たされてもいい

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この3つの欲求は子どもの時に全て満たされなければならないものではありません。きっと子どもの頃から全て満たされている人は少ないかもしれません。

人生どのタイミングで満たされてもいいんです。

満たされると自己が確立していき、理想等が徐々に形成されていきます。その人らしく人生を歩むことができるようになっていきます。

もし自分に満たされていない欲求があればカウンセリングでその欲求をカバーすることもできます。それぞれの欲求に合わせたアプローチがあるからです。そしてカウンセリングの場は安全基地になるのでカバーしやすいと思います。

僕はミラーリング欲求が満たされていないのが大きな問題でした。カウンセリングで肯定的に受容される体験、目をちゃんと見てもらう体験は影響が大きかったように思います。

カウンセリングではその人の欠けた部分を見つけ、それを補う作業をします。

この3つの欲求はその欠けた部分を見つける1つの基準になるかもしれませんね。